2013年11月19日火曜日

韓国が月面着陸機計画を公開:壮大な見栄張主義、驕慢なウソそのもの

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レコードチャイナ 配信日時:2013年11月18日 23時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79284&type=0

韓国が月面着陸機計画を公開=発射は2020年を目標―中国メディア

 2013年11月18日、韓国は月面着陸機の設計プランを公表した。
 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が打ち出している宇宙開発計画の進展に大きな一歩となる。
 中国科学報が伝えた。




●18日、中国科学報によると、韓国は朴槿恵大統領が国家の主要目標として着手している宇宙開発計画の一環として、月面着陸機に関する計画を公開した。資料写真。

 計画によると、無人の月面着陸機は、現在開発中の人工衛星ロケットKSLV-2で打ち上げられる。
 同ロケットでは同時に、重量10~20キログラムの月面探査車も打ち上げられる予定だ。
 探査車は希少鉱物に関する情報収集などを行うという。

 韓国科学技術部の長官によると、大田広域市にある韓国航空宇宙研究院(KARI)を代表とする15の研究機関が、政府の資金援助を受けて2014年から基礎技術の開発に着手するという。

 朴大統領は今年2月の就任時に、月探査計画を国家の主要な目標に指定。
 発射計画を当初の2025年から2020年に繰り上げると発表している。
 KARIは2010年から100億ウォン(約9億4400万円)の研究費を投入しているが、今回の報告書では、2020年の完成には7000億ウォン(約661億円)の資金が必要としている。

 韓国の月探査計画には米航空宇宙局(NASA)との提携が欠かせない。
 KARIの下部組織関係者は、
 「NASAが直面する資金難と米政府機関の一部閉鎖の影響により、NASAとKARIの関係が強化された」
とした上で、「NASAも我々に全面的に協力すると表明している」と述べた。

 米国の専門家も
 「韓国のような中規模レベルの技術力を持つ国では全方位的な活動を望むべくもない」
とした上で、
 「長期的に見れば、NASAとの提携により韓国自身の宇宙開発技術の向上や人材育成などが望める」と述べた。

 韓国は今年1月、人工衛星打ち上げロケットKSLV-1(羅老、ナロ)の打ち上げに、2回の失敗を経て3回目で成功した。
 その1カ月前には北朝鮮がロケット「銀河3号」と人工衛星「光明星3号2号機」を打ち上げている。


 ナロ号はロシアのロケット。
 それを自前のものにするのにどのくらいの年月がかかるのか。
 人工衛星はすべて他国に頼んで打ち上げてもらっている状態で、いまから7年後に月に月面探査車を送り込むとは、実に机上の壮大なプランである。


朝鮮日報 記事入力 : 2013/11/27 11:25
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/11/27/2013112701412.html

韓国型宇宙ロケットと月着陸船、20年に打ち上げへ
当初予定より1年前倒し

 韓国の独自技術で製造する初の宇宙ロケット「韓国型発射体(韓国型ロケット)」が、計画より1年ほど早い2020年6月に打ち上げられることが決まった。
 初の月軌道船と月着陸船も同年に打ち上げられる。

 未来創造科学部(省に相当)は26日、関係省庁と合同で第6回国家宇宙委員会を開き、こうした内容を含む韓国型ロケット開発計画の修正案を可決したと発表した。

 韓国型ロケットは重量1.5トンの実用衛星を地上600-800キロメートルに打ち上げる3段式のロケットで、当初は21年9月に打ち上げられる予定だった。
 だが昨年12月に朴槿恵(パク・クンヘ)大統領(当時は候補)がテレビの討論番組で「20年に月に太極旗(韓国の国旗)を掲げる」との公約を発表し、スケジュールを短縮する方向で検討が始まった。
 未来部は今年4月、大統領への業務報告で「韓国型ロケットの打ち上げ時期を19年に前倒しする」と述べたが、専門家らから開発スケジュールが厳しいとの意見が相次いだため、最終的に打ち上げ時期を20年6月に決定した。

 修正案に従い、韓国型宇宙ロケットは20年までにテストを含めて5回打ち上げられる。
 韓国型ロケットは推力75トンの液体燃料エンジンが基本だ。
 17年12月にはエンジン性能の確認を兼ねて75トン級のエンジン1基を搭載したロケットの打ち上げテストを行う。
 次いで19年12月には最下段のロケットに75トン級エンジン4基、2段目に1基、3段目に7トン級の液体燃料エンジンを搭載した3段式ロケットの打ち上げテストを行う。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/11/27 11:23
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/11/27/2013112701406.html

【萬物相】韓国型宇宙ロケット

 「ロケットは、宇宙へ行く頭の悪い方法の一つ」。
 これは『未来の大統領のための物理学(Physics for Future Presidents)』の著者、リチャード・ミュラーの言葉だ。
 ミュラーは、ロケットが燃料を燃やして得るエネルギーの96%は無駄になっていると指摘した。
 韓国初の宇宙ロケット「羅老号」の場合、全重量140トンのうち、燃料と酸化剤の重さは120トンを超える。
 燃料と酸化剤が作り出すエネルギーの大部分は、まさにその燃料と酸化剤の重さを支えるのに使われる。
 非効率的だといわざるを得ない。

 ロケットが宇宙まで飛べるほどの強力な推進力を得るには、多くの燃料が必要だ。
 ところがその燃料の重さゆえに、より多くの燃料を積まなければならないという問題が発生する。
 そこで解決策として登場したのが、多段ロケットだ。
 空になった燃料タンクを順次切り離すという手法を用い、ロケットの重さを減らしていく。
 エネルギーの大半はやはり無駄になるものの、ロケットを宇宙に打ち上げる程度の力は得られる。

 韓国の羅老号は2段式、北朝鮮が昨年末に打ち上げた長距離ロケット「銀河3号」は3段式、日本が1970年に打ち上げた「ラムダ4S」ロケットは4段式だ。
 1段目が強力であればあるほど、ロケットの段数を減らすことができる。
 羅老号1段目の推力は170トンあるのに対し、銀河3号1段目の推力は120トンと推定されている。
 しかし韓国は北朝鮮と異なり、最も重要な1段目を独自開発できず、ロシアからまるごと導入した。宇宙ロケット技術の面で韓国は北朝鮮に10年遅れを取った、といわれるのもそのためだ。

 韓国政府は、韓国型宇宙ロケットを、当初の計画より1年前倒しして2020年に打ち上げると発表した。
 ロケット1段目を韓国の力で開発し、衛星だけでなく月の軌道を回る宇宙船や月面着陸船も打ち上げるという。
 ロケット1段目の推力は300トンで、羅老号よりはるかに強力だが、それでも月まで行くには3段式ロケットを開発しなければならない。
 計画通りに進めば、韓国も「宇宙クラブ(自国の技術で自国の発射場から自国のロケットを打ち上げた国々の意味)」の仲間入りを果たし、北朝鮮との宇宙技術格差を一気に逆転できる。

 簡単なことではない。
 米国・ロシア・中国・日本といった宇宙開発先進国は、数十年にわたり試行錯誤を繰り返して技術を蓄積してきた。
 ロケットが爆発して数十人が命を落とすような事故も多かった。
 先進諸国が失敗と挫折の中でも宇宙に向かう夢を手放さなかったのは、国民の変わらぬ関心と声援、国の最高指導者の強い意志、政府全体での効率的な政策推進・支援体制があったからだ。
 宇宙開発は科学者と技術者の努力だけで実現するものではない。
 科学技術と経済・安全保障レベルで宇宙開発のビジョン・戦略を明確に樹立し、国民の心を一つにまとめなければならない。



レコードチャイナ 配信日時:2013年11月28日 22時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=79761&type=0

韓国、大統領の「鶴の一声」で宇宙開発を前倒し
=専門家「基本的に無理、十分な理由もない」―韓国メディア


●.27日、韓国・中央日報によると、韓国の第6回国家宇宙委員会会議は、2020年までに探査船を月に送り込むこと、2030年に火星探査を開始することなどが記された計画を策定した。資料写真。

 2013年11月27日、韓国・中央日報によると、韓国の第6回国家宇宙委員会会議は、韓国の宇宙開発中長期計画、宇宙技術産業化戦略方案、韓国産ロケット研究開発計画修正案を策定した。
 28日付で環球網が伝えた。

 計画には、韓国は
①.2017年までに75トンのロケットエンジンを自主開発し性能検査を行うこと、
②.2020年までに探査船を月に送り込むこと、
③.2030年に火星探査を開始すること、
④.2040年には小惑星を探査すること
などが記されている。

 韓国政府はもともと
★.2023年に月の周回軌道に宇宙船を乗せ、
★.2025年に月面着陸船を発射する計画だった
が、朴槿恵(パク・クネ)大統領が
 「2020年までに、月に太極旗を掲げる」
と約束したことから、計画を前倒しせざるを得なくなった。

 しかし、韓国は75トンのエンジンを開発した経験がなく、繰り返しの試験が必要になるため、計画の前倒しには無理がある。
 専門家は
 「大幅に設備を増加し、試験を絶えず行い続ければ、不可能ではない」
としているが、それには数千億ウォン(数百億円)の予算が必要になる。

 このほか、計画ではロケットの研究開発が終わってすぐに月面探査機を搭載したロケットを打ち上げることになる。
 韓国航空大学の張泳根教授は
 「試験と認証にかかる時間を考えれば、この計画の実現は基本的に不可能
としている。

 韓国・朝鮮日報は27日、専門家の論評を掲載。
 「韓国のロケット技術は北朝鮮に10年の後れを取っている。
 米露中日など、宇宙強国にはみな数十年のデータと技術の蓄積がある」
とし、
 「これを実現するには巨額の予算が必要な上、さらに技術的なリスクを冒してまで前倒しで打ち上げるのには十分な理由がない」
と指摘している。



サーチナニュース 2014-02-01 07:00
http://news.searchina.net/id/1522891

韓国、国産ロケットで「月の探査船」を20年に打ち上げへ

 複数の韓国メディアは30日、韓国初の宇宙ロケット・羅老(ナロ)号が打ち上げに成功してから1年を迎え、国産ロケットの開発という新たな宇宙計画が持ち上がっていると伝えた。
 目標は2020年という。
  2013年1月30日に打ち上げられた羅老号は、上段のみ韓国製で、下段のロケット部分はロシア製、組み立てもロシアが行うといったロシアの技術に大きく依存するものだった。

  韓国が20年までに完成を予定している宇宙ロケットは、月の探査船を積んだ3段式タイプで、部品の製造から最終的な組み立てまで、すべて韓国のメーカーが行うという。
  韓国型ロケットに登載される「75トン級エンジン」の設計はすでに完了しており、テスト設備の工事も15年5月には完成する見込みだ。

  報道によると、韓国航空宇宙産業(KAI)のハ・ソンリョン代表理事は
 「ロケットの総組み立てを国産化することで、最終的には海外への輸出を目指す計画」
と話した。
 また韓国航空宇宙研究院(KARI)のキム・スンジョ院長は
 「月の探査を通じて韓国ロケットの性能を世界に確認させられれば、次は韓国がほかの国の衛星を打ち上げることができる」
と述べ、宇宙産業への参入に期待を示した。
  韓国政府は、宇宙産業を未来の新成長動力とみなし、国産ロケットの開発に当初の予算より4000億ウォン増やした1兆9000億ウォン(約1330億円)を投資する計画という。

 
 自国でロケットを作ってそれで月へいくという。
 2020年と言えばあと6年しかない。
 いまだにそのロケットの発射実験も行われていないのに、どうやって月にいくのだろう。
 少なくとも数回の発射実験は必要ではないのだろうか。
 ときどき原発が停止して、電力不足にみまわれるような技術力で大丈夫なのだろうか。
 それとも、一か八かの一発勝負でいくということなのだろうか。l
 それは科学とも技術とも言わない。
 たんなるバクチにすぎない。
 「設計だけならサルでもできる」
 パクレればいい。
 でも作るとなると、パクリ以上が必要だ。
 ものがものだけに実地ではパクルだけでは済まない。
 



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